ヒーリングの記録

『肩に槍が突き刺さったような痛みを感じる女性へのヒーリング』 1.この1分をどう生きるのか?

1.現代医療では未解明

滋賀県からお越しのCさん。もともとアウトドア派で、パワフルだったCさん。しかし、8年前から全身に激しい痛みが起き、動けなくなった。

診断されたのは、線維筋痛症だった。

これは、全身の骨格筋に激しい痛みやこわばりが生じる疾患。日常で「骨が裂けるような」全身の痛みがあり、痛みによって失神するケースもあるという。

現代医療では、原因は未解明とされている。

Cさんの場合、日常生活も困難なほどの痛みで、歩くことはもちろん、じっと座っていることもままならず、朝起きたときには肩に槍が突き刺さったような痛みを感じるという。

先ほど書いたように、原因は未解明とされているが、肉体的・精神的な過度のストレスが関係していると見られている。

最近では、ある有名な米国女性歌手が、繊維筋痛症と闘病であることを告白し、病名が一気に認知されるようになった。

Cさんは、これまで50か所以上の病院や整体、カイロプラティック、鍼灸、気功、ペインクリニック、そして効くとされる漢方や注射を試してきた。ありとあらゆることを試してきたが、痛みは緩和せず、薬もやめられなかった。

希望を見ては落胆し、次第に希望すらも感じなくなるほど、治らない治療に心は摩耗されていった。

2年前には、ある有名な人のエネルギー治療を受けた。身体の中の老廃物を表面に出す治療を受けた。すると、リンパが滞ったように痛みは以前より悪化した。

それから、座ることすら難しくなった。

そんなとき、あるYouTube動画を見た。スーツを着た男性が車イスの女性に手をかざして数十分。車イスに乗った女性が、6年ぶりに歩くという実録動画。パーキンソン病を患った、77歳の女性だ。

それを見て、こう思ったという。

「私にも、希望はまだあるのかしら」

そして、この人のヒーリングを受けてみたいと思い、連絡をした。当初は遠隔ヒーリングという手法を依頼したが、ぜひ対面で受けてみてはとなった。

希望を持ちながら、しかし改善しなかったときのために傷つかないように予防線も張りながら、東京へ向かった。それは、Cさんの言葉の中から念じるように伝わってきた。

2.病気の原因とともに存在するもの

Cさんが依頼したヒーリングこそ、前里光秀研究所。ヒーラー前里光秀。

東京本社で待っていたミツさんと僕に、Cさんはこれまでの経緯を話した。1人での外出は心配なので、だいたい娘さんのMさんも一緒。

1年半、病院に入院していたとき、ブロック注射を何十本も打った。首に激痛があり、コルセットもはめたまま。麻酔薬を全身に打って、ひたすら歩くリハビリ。

原因不明の線維筋痛症。

「常に痛みがある」から、いつも考えていたのは「この1分を、どう過ごしたらいいのか?」

3年で治ると言われれば我慢できるが、治るかどうかも分からない中で、どんな治療をしてもおさまらない激痛。

ミツさんは、すでに原因について把握していた。

  • 原因① 脳
  • 原因② 感情体

「必ず、よくなります」

足首を掴んでのグラウンディングから始まり、チャクラ調整、そして各種ヒーリング。一度目のヒーリングを終え、再度数時間後にヒーリング。

これまで、座っているだけで激痛だった。だから食事も、立って食べている。東京に来る新幹線の中でも当然、激痛だった。

ヒーリングを終えると、「不思議と痛みがありません…!こんなに座っていることはなかったです…」とCさん。

そのときにミツさんは、まだヒーリングは続いていると言っていた。もの凄い数の見えない存在たちのサポートでヒーリングをしている。そう言っていた。ミツさん自身が治しているわけではないと。

病気の原因があれば、治る原因もあり。両方が存在している、と言っていた。原因はひとつではない、そうも言っていた。そういう意味では、痛みがおさまった理由として、こう言っていた。

「今回の件を、病気を治す原因にしようと脳が決めたかもしれませんね」

そして、生きる意志があれば、病気である必要はない。また、病気に飽きたら治るし、飽きなければ続く。実は、病気であるという状態は、誰かが望んでいるのではないのか?まさか。

病気を完治したいという気持ちと、ダメなのではという気持ち。どっちが勝つのか?

ヒーリング後にもやりとりが続いた。ミツさんがこうする場合、ただのやりとりではなく、必ず意味がある。それについて気になっていた。そして、ミツさんが、少し話してくれた。

ミツさんは、Cさんが発言する中のネガティブをキャッチしていた。その言葉は、痛みのある患部から出た言葉。その患部から原因を辿り、チェックし、癒す。その繰り返しで、治る。

ミツさんは、会話の中でもヒーリングをしていた。それでも、Cさんは、言った。

「長く病気をしていて、もう痛みのない身体が思い出せない」

それに対して、ミツさんは治らないはずがないと言った。ヒーリングをサポートしている目に見えない存在の壮大なビジョンを視ているから、治らないとは思えないと。

しかし、それすらも消すとしたら?

それすらも消すとしたら、「自分は、ダメだ」という思考。「治らない!」という自分へのジャッジ。

「思考は、血管を巡っています。食べ物より、巡っています。その言葉すら、病気は聞いているんです」

ヒーリング後、さらに会話の中でのヒーリング。他愛もない話をしながら、何度もCさんとMさんを大笑いさせながら。気づいたらCさんの身体も感情も、軽くなっていた。

「凄い、これ!どうしたんやろう…?」

Cさんは、これからも継続してヒーリングを受けたいと言っていた。泊まり込みでも何でもするから、ぜひお願いしたいと言っていた。

そう言って、笑顔で帰っていった。

3.仕事もお金も感情も

その日から、Cさんとは毎日連絡をとっている。

帰りの新幹線の中では、背中の痛みがなかった。2時間ずっと座っていられた。奇跡!不思議!嬉しい!会えてよかった!そう言っていた。

ヒーリングのときに聞いた話は、どれも現実離れしていると映ったという。だけど、なぜか信じられた。その空間にいるだけで、病気なんてなくなってしまうと思えた。久しぶりに、笑った。

次の日の朝、槍が刺さったような激痛がなく、すぐに起きられたという。そして、なぜか自作で販売しているブーケに、急にオーダーが殺到した。驚いた。

しかし実際には簡単で、心地いい感情には、仕事もお金も流れてくる。そういう仕組みがある。

実はCさん、ヒーリングの申し込みのときにも、似たようなことがあった。

ヒーリングの申し込みをした段階から、変化が起きたという声がよくある。だから、Cさんにもそれを伝え、すべてを楽しんでほしいと。

ヒーリング代の入金を済ませたときのこと。すると、3週間以上売れていなかったブーケがすぐに売れた。しかも、立て続けに3つ売れた。全部売れた。他のも売れた。

ちなみに、すべて別の人が買った。

「まさに、トップヒーラー!」

そう言ったので、そうではないと言った。Cさんが、治ると決めたから引き寄せられた現実がサインを出した。Cさんのエネルギーだと言った。驚いていたが、それも仕組み。

後日、さらに遠隔ヒーリングを行った。それもあって、さらに痛みが改善しているという。

このまま一気に完治したいと、沖縄でのワーク参加(『前里社長のプロデュース大作戦!』)を考えている。ネックは、長時間飛行機に乗れるのか?

とてもチャレンジな状況ではあるが、できないことはない。Mさんも、一緒に勉強したいと参加を考えている。

ヒーリングは、ただ気持ちを穏やかに、受けるもの。プロデュース大作戦!でのプログラムは、自らやるもの。

両方のアプローチで、完治へ向かう。